気分はフルハウス
新聞社の経営者で大富豪、趣味でポロ教室を開いているニコラス・カハチェク。彼の元にポロ講習の新入生として、小学校の六年生を教えている教師で、バツ一の二児の母親のビリー・ピアスが夏休みを利用してやってきた。子供たちは、父親の元へ夏休みの間行っている。焼きたてのチョコチップ・クッキーのにおいがするビリーにニコラスは、一目ぼれ(?)をしてしまった。何とか近づきたいが、お堅いビリーは、ニコラスをぜんぜん相手にしない。こんな経験はしたことがないニコラス。ポロ教室の馬で足を怪我したビリーに、これ幸いと近づくニコラス。結婚を二週間後に控えたいとこのディーディーを精神不安定という理由をつけて、ビリーの家に泊めてもらうことにする。そのころ、ビリーの家では、クモなどの害虫が発生して、なかなか退治できない。害虫駆除業者のラウールに見てもらってもちっともクモはいなくならない。その上、夜中に外で不審な物音がしているような気がする。
ところで、ニコラスは、ディーディーの弟でマックスという天才少年もあずかっている。しかし、近くの沼沢地開発に反対のマックスは、嫌がらせには爆弾を破裂させて、森の中に潜んでいる。なんとしてもマックスを探し出したいニコラス。そんななか、ひょんなことからビリーとニコラスが、ディーディーとプロレスラーのフランキーとの結婚式でダブルウェディングをすることになる。二人の仲は、急接近!実は、ビリーもニコラスに惹かれていたのだ。
一方、ビリーの家の周りでは、空き巣事件が起こったり、チャバネゴキブリが大発生したりと、落ち着かない日が続く。森の中から戻ってきたマックスもビリーになつき、考えを改めた。とうとう結婚式の当日がやってきた。しかし、何者かに爆弾によって結婚式はめちゃくちゃになってしう。あげくに、ビリーはラウールにさらわれてしまう。なんと、ラウールが害虫駆除業者というのは、仮の姿で、ビリーに恋している変質者だったのだ。ニコラスとマックスは、違法行為もなんのその。警察の捜査を尻目にビリーとラウールがいる隠れ家まで、たどり着いた。そして、マックスやフランキーも活躍して、無事、ビリーを救い出す。後は、丸く納まり、二人はめでたく結婚して、ハネムーンへ…。
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気分はフルハウス (扶桑社ミステリー) 著者:ジャネット・イヴァノヴィッチ,細美 遙子 |
FULL HOUSE
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