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トランプをめくる猫

トラ猫ミセス・マーフィ・シリーズ第五作。

モンペリエ競馬大会の飛越障害の審判を務めることになったハリー。このレースに参加したナイジェル・ダンフォースが殺された。トランプのクラブの女王(クイーン)を貫通して、ナイフで胸を刺された。発見者は、フェア・ハリスティーン。ナイジェルは、英国からやってきた騎手だった。ミッキー・タウンゼントの馬に乗っていた。ナイジェルは、アデリア・ヴァリアントと付き合っていた。アデリアの兄のチャールズ・ヴァリアントは、ナイジェルを嫌っている。

アデリアは近々21歳になり、兄のチャールズと生活に困らないほどの遺産を相続することになっている。二人の母親メアリルー・ヴァリアントは5年前失踪している。

捜査が進むうち、ナイジェル・ダンフォースという人物は存在しないことがわかった。その後、花形騎手コティ・ラモントが殺された。背中から射殺され、胸にはスペードの女王が置かれ、短剣で刺しぬかれていた。

連続殺人事件になってきた。ミセス・マーフィは事件解決に動き出す。コティ・ラモントは、ビッグ・マリリンの納屋に忍び込み、オリオンという馬の馬房の床を掘り起こしているところをミッキー・タウンゼントに見つかり、埋め戻しをさせられた後、二人は出て行ったとのことだった。そのため、ミッキーが容疑者となる。

ところが、アデリアがハリーに借金を申し込んだことから、ナイジェルの一キロのコカインを持っていて、コカインの持ち主のリンダに今夜返すことになっているということがわかった。

ミッキーはナイジェルの遺品を受け取ることになった。その中のダウンジャケットの中からメダルを見つけた。それは、メアリルー・ヴァリアントのものだった。ミッキーはそれをアデリアに渡した。アデリアはメダルをしてレースに参加して、落馬する。アデリアの鞍には、細工がしてあった。騎手の更衣テントにあったアデリアの服の上にはダイヤの女王が置いてあった。

事故の後、コティがビッグ・マリリンの厩舎に行ったことが話題になり、捜索をすることになる。そこで、メアリルーの白骨体が見つかる。

ハリーは通販会社に電話をかけまくって短剣の出所を突き止め、購入者を見つける。一連の殺人と殺人未遂事件の犯人は過去に激情に駆られてメアリルーを殺してしまったアーサーだった。アーサーは、ナイジェルとコティに脅されていた。アデリアは犯人を知っていると思われて巻き添えを食ったのだった。

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著者:リタ・メイ ブラウン,スニーキー・パイ ブラウン
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MURDER,SHE MEOWED

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