すずめと遊ぼう
雨が上がったので、庭に出てみる。飼い主さんは写真をとっている。
すずめが二羽なにやらごそごそと話しこんでいる。「こんにちは」と声をかける。すずめたちは、まさかハムスターから声をかけられるとは夢にも思っていなかったらしく、ぎょっとした顔をした。お互い見つめあっている。まあ、仲のいいこと。
「どうして、ハムスターがこんなところをうろうろしてるのよ」と一羽が怪訝そうに言った。
「私、クッキーっていうの。あそこで写真をとっている飼い主さんと一緒に住んでるの」とにっこり笑って答える。
「ふーん、うちハムか」じろりと睨みつけるようにもう一羽が言う。
「うちハムって、何?」
「飼い主に飼われているハムスターのことだよ」
そこへもう一羽のすずめが来た。「何してるんだ。もう帰るよ」三羽はそろっていってしまった。しかたがないので、飼い主さんのカメラの前にすっ飛んでいった。飼い主さんは突然カメラの液晶画面にクッキーが現れたので、度肝を抜かれたいた。でも、クッキーは瞳の中に星千個のウルウルおめめでお願いポーズをとったから、飼い主さんはすかさずシャッターをきった。クッキーは飼い主さんのコートのポッケの中に納まってぬくぬくと眠りについた。明日も散歩に出られるといいなあ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

最近のコメント